設計事務所が工事監理をしないので契約解除を申し出ました。

設計事務所に住宅建築を依頼しました。
設計事務所と設計業務委託契約と工事監理業務委託契約を締結しました。
完成した建物は設計図面通りの建物になっていませんでした。
設計図面と異なり天井高さが設計図面より１０ｃｍ低い住宅になっていました。
階段の形状と段数が設計図面通りになっていませんでした。
設計図面にあるはずの天袋収納が天井高さの問題から造られていませんでした。
設計図面の仕様書通りの柱材・梁材・床板材が使われていませんでした。
まだまだ多数の設計図面通りになっていないことが発覚しました。
設計事務所は修復不可能なのでどうしようもないと開き直りました。
対処のしようが分からずＩＪＳに相談しました。

ＩＪＳの調査で設計事務所が工事監理業務を全く行っていなかったことが原因であることが判明しました。
工事監理業務義務違反を理由として設計事務所に損害賠償を求めました。
その他の建築関連の法令違反を理由として設計事務所に慰謝料を求めました。
ＩＪＳが作成した「設計事務所の違法行為、義務違反を指摘した調査報告書」を証拠としたので訴訟を上手く進めることができました。