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現場管理者と工事監理者の違いを知っていますか?

2017.11.14

工事監理者と現場管理者の違い

  • 工事には現場管理者工事監理者がいます。
  • 現場管理者は現場の管理を行う人です。
  • 現場の段取りや現場で業者との打合せを行うことを業務とします。
  • 現場監督といわれる場合も有ります。
  • 建築士の有資格者である必要はありません。
  • 法律に定められた業務を行う訳ではありません。
  • これに対して、工事監理者は工事の監理を行う人です。
  • 工事が設計図書通りに行われていることを確認する人のことです。
  • 工事が設計図面通りに行われていることの確認を業務とします。
  • 監理者といわれる場合もあります。
  • 建築士の有資格者でなければなりません。
  • 法律に定められた業務を行います。

現場管理には法の定めが無いことを知っていますか?

  • 現場管理は建築士でなくても担当することは可能です。
  • 現場管理業務には法による定めはありません。
  • 現場管理者を置かずに工事を行っても特に問題はありません。
  • 現場の大工が現場管理者を兼務していることはよくあります。
  • 現場管理者が誰であるかを告知する必要は特にありません。

工事監理には法の定めがあることを知っていますか?

  • 工事監理業務は建築士でなければ担当することはできません。
  • 工事監理業務は建築士法でその履行義務が定められています。
  • 工事監理者のいない工事を行うことは法により禁じられています。
  • 工事監理者の従事は建築基準法でその従事義務が定められています。
  • 工事監理者が誰であるかの告知が法により定められています。

工事監理の違法行為がトラブルの原因になっていることを知っていますか?

  • 工事監理者を置かずに工事を行っていることがよくあります。
  • 工事監理者を置かずに工事を行うとトラブルがよく発生します。
  • 設計図面通りに施工されていることを確認する人がいないからです。

工事監理のトラブルは予防できることを知っていますか? 

  • 建築確認申請の第二面にある工事監理者覧を確認して下さい。
  • 建築確認申請の第二面にある工事監理者と面識がない場合、工事監理者のいない工事が行われています。
  • この行為は名義貸しに当たります。
  • 法律により禁じられた行為です。
  • これは現場の工事確認看板でも確認できます。
  • 工事確認看板の工事監理者覧を確認して下さい。
  • 工事確認看板の工事監理者と面識がない場合、工事監理者のいない工事が行われています。
  • この行為も名義貸しに当たります。
  • 法律により禁じられた行為です。
  • 建築確認申請の第二面や現場の工事確認看板の工事監理者を確認し、そこに記載されている工事監理者と面識がない場合には工事を中断して是正を求めて下さい。
  • この方法で工事監理のトラブルは予防できます。

 

*IJSは工事監理者の実態の調査を支援します。

*IJSは工事監理のトラブル解決を支援します。

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