工事着工時に図面確認が必要な理由を知っていますか?
- 施工者(工務店)は図面にもとづいて施工を進めるからです。
- 施工者(工務店)は施工前に施工図面を持っているからです。
- 杜撰な施工者(工務店)は着工前に図面を提示しないからです。
- 施工者(工務店)が持っている図面を確認しないとどのように施工をするかが確認できないからです。
- 施工者(工務店)が持っている図面を確認しないと着工後に施工のトラブルが必ず起きるからです。
着工前にどのような図面を確認しなければならないかを知っていますか?
- 着工前には建物配置を図面で確認しなければいけません。
- 着工前には屋内間取り詳細を図面で確認しなければいけません。
- 着工前には外部意匠の詳細を図面で確認しなければいけません。
- 着工前には軸組構造の詳細を図面で確認しなければいけません。
- 着工前には床と梁構造の詳細を図面で確認しなければいけません。
- 着工前には基礎の詳細を図面で確認しなければいけません。
- 着工前には電気設備の詳細を図面で確認しなければいけません。
- 着工前には給排水設備の詳細を図面で確認しなければいけません。
- 着工前には換気設備の詳細を図面で確認しなければいけません。
着工前に確認する図面が実施設計図面であることを知っていますか?
- 着工前に確認する実施設計図面は以下の通りです。
- 建物配置図・仕様書(外部仕上表、内部仕上表)
- 平面詳細図・立面詳細図・矩計図
- 基礎伏図・基礎断面詳細図
- 床伏図・梁伏図・屋根伏図
- 軸組図・軸組金物配置図・軸組計算表
- 電気設備図(回路図含む)・給排水設備図・換気図
- 建具展開図
- 上記の実施設計図面の内容を建築士が説明し、建築主(施主・発注者)が承諾することが着工の条件です。
- 建築士には設計内容の説明義務が法令(建築士法)で課されています。
- 工事着工前の図面確認・図面承諾がない状態で着工をしてはいけません。