工事監理者と施工者には業務遂行の義務が課されています。
- 工事監理者(建築士)と施工者(工務店)は対等の立場でそれぞれに課された業務を遂行しなければなりません。
- 工事監理者(建築士)には設計図面通りに施工されていることを確認する義務が課されています。
- 施工者(工務店)には設計図面通りに施工をする義務が課されています。
工事監理者と施工者にはそれぞれの立場があります。
- 工事監理者(建築士)は施工者(工務店)を指導する立場です。
- 工事監理者(建築士)は施工者(工務店)に設計図面通りに施工することを監理し指導しなければなりません。
- 施工者(工務店)は工事監理者(建築士)の指導を受ける立場です。
- 施工者(工務店)は工事監理者(建築士)の指導にもとづき設計図面通りに施工することを履行しなければなりません。
工事監理者と施工者の立場に優劣が生じています。
- 工事監理者(建築士)は施工者(工務店)から工事監理を依頼されていることが一般的です。
- 工事監理者(建築士)は施工者(工務店)から工事監理の仕事をもらっていることが一般的です。
- 工事監理者(建築士)は施工者(工務店)から工事監理の仕事をもらっている立場なので、工務店(施工者)に強く物が言えなくなります。
- 工事監理者(建築士)が施工者(工務店)に強く指導ができなくなることが一般的です。
- これが原因となり工事監理者(建築士)と施工者(工務店)の立場の優劣が生じることとなります。
工事監理者より施工者の立場が強いことを知っていますか?
- 工事監理者(建築士)は施工者(工務店)から仕事をもらっている立場です。
- 工事監理者(建築士)は施工者(工務店)から工事監理の費用を受け取っている立場です。
- 工事監理費というお金を受領している立場です。
- 必然的に工事監理者(建築士)は施工者(工務店)より立場が弱くなります。
- 必然的に工事監理者(建築士)は施工者(工務店)に物が言えなくなります。
- この関係から工事監理者(建築士)は施工者(工務店)より弱い立場になっています。
- この立場の違いの問題を知ったうえで、工事監理者に業務を委託することが必要です。
*IJSは工事監理のトラブル解決を原因調査から支援します。
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