工事監理の無い工事を行う工務店が多いことを知っていますか?
2019.06.22
建築工事には工事監理が義務付けられています。
- 建築工事を行う場合、工事監理者が工事監理を行わなければなりません。
- 建築工事を行う場合、工事監理の義務は建築基準法で定められています。
- 建築工事を行う場合、工事監理の無い工事を行うことはできません。
工事監理者は建築士でなければなりません。
- 工事監理者は現場管理者とは異なります。
- 現場管理者は現場監督とも言われます。
- 現場管理者は現場の段取り等をする者のことです。
- 現場管理者は建築士である必要はありません。
- 工事監理者は建築士でなければなりません。
- 工事監理者は法令によりその義務が定められています。
- 工事監理者は設計図面通りの工事の履行を確認する義務を負っています。
工事監理をしていない違法な工事を確認する方法は簡単です。
- 建築確認申請書の第二面の設計者欄を確認して下さい。
- 建築確認申請書の第二面の設計者と面識が無い場合は工事監理の無い工事を行っていることがほとんどです。
- 建築確認申請書の第二面の工事監理者欄を確認して下さい。
- 建築確認申請書の第二面の工事監理者と面識が無い場合は工事監理の無い工事を行っていることがほとんどです。
- 建築確認申請書の第二面の設計者と工事監理者と面識が無い場合は、建築士が工務店に名義貸しをしていることになります。
- 建築士が工務店に名義貸しをすることは、法令で固く禁じられています。
- この名義貸し行為は工務店が主導して行っています。
- 建築士はこの名義貸しが不法行為に当たることを承知のうえで工務店に協力しています。
工務店が工事監理をせずに工事を行う理由を知っていますか。
- 工務店が工事監理をせずに工事を行う理由は以下となります。
- 工務店が設計業務を行っていないからです。
- 工務店が工事監理業務を行っていないからです。
- 工務店に設計業務の責任を負う建築士がいないからです。
- 工務店に工事監理業務の責任を負う建築士がいないからです。
- 工務店と建築士が設計責任と工事監理責任を軽視しているからです。
- 工務店と建築士が禁じられた名義貸し行為を軽視しているからです。
- 工務店と建築士に法令遵守の意識が無いからです。
- 工事監理の無い工事では工事が設計図面通りに履行されている保証がありません。
- 注意して下さい。
- 工事監理の無い工事では建物引渡時に工事監理者が提示しなければならない工事監理報告書は提示されません。
- 注意して下さい。
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