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一括下請負によるトラブルにどう対処すればいいかを知っていますか?

2023.07.26

一括下請負が何か知っていますか?

  • 一括下請負とは「本来義務を負うべき業者が義務を負わず、工事等すべてを他業者に請け負わせること」を言います。
  • 一括下請負は一般的に「丸投げ」とも言われています。
  • 一括下請負は以下の2つの理由から法令で禁じられています。
  1. 工事の品質管理ができないから。
  2. 工事中の労務管理ができないから。
  • 工事でトラブルを多々起こす業者は一括下請負(丸投げ)をしています。

 

一括下請負(丸投げ)で起きるトラブルを知っていますか?

  • 一括下請負(丸投げ)で生じるトラブルは以下の通りです。
  1. 設計瑕疵のトラブル(設計者が勝手に設計をするため)
  2. 監理瑕疵のトラブル(監理者を置かずに工事を行うため)
  3. 施工瑕疵のトラブル(施工者が勝手に工事を行うため)

 

一括下請負(丸投げ)のトラブルにどう対処すればいいかを知っていますか?

  • 一括下請負(丸投げ)の対処は以下の手順で行います。
  1. 設計者の設計義務の履行状況の確認
  2. 監理者の監理義務の履行状況の確認
  3. 施工者の施工義務の履行状況の確認
  • 上記の確認を通して「義務不履行の原因は一括下請負(丸投げ)である」と特定できます。
  • 一括下請負(丸投げ)の被害を特定した上で是正を求めます。
  • 是正に応じない場合、一括下請負(丸投げ)による損害を立証した上で弁護士に法的手続きを依頼して損害賠償請求で解決を図ります。
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