設計監理業務委託契約の内容をご存知ですか?
設計監理業務委託契約は、次の4つの書類で契約内容を定めます。
- 設計監理業務委託契約書
これは契約内容を定める書類です。 - 設計監理業務委託契約約款
これは契約内容の詳細を定める書類です。 - 設計業務委託書
これは設計業務の手順と手続きを定める書類です。 - 監理業務委託書
これは監理業務の手順と手続きを定める書類です。
これらの4つの書類で成り立つ契約が設計監理業務委託契約です。
すべての書類は、法律に基づいた業務を定めています。
これらの内容を守らないことが、トラブルの原因となります。
書類を提示しない建築士がトラブルを起こしていることをご存知ですか?
設計監理業務委託契約では、契約内容を説明することが義務付けられています。
また、以下の書類でも、それぞれの内容を説明することが求められています。
- 設計監理業務委託契約書:契約内容の説明
- 設計監理業務委託契約約款:契約内容の詳細の説明
- 設計業務委託書:設計業務の手順と手続きの説明
- 監理業務委託書:監理業務の手順と手続きの説明
これらの書類を提示せず、説明をしない建築士がトラブルを引き起こしています。
契約後や工事途中でも問題が発生します。
設計監理業務委託契約の違反でトラブルを対処することをご存知ですか?
トラブルが発生した場合、設計監理業務委託契約の違反を立証して対処します。
立証対象となる違反は以下の通りです。
- 設計監理業務委託契約の違反
- 設計監理業務委託契約約款の違反
- 設計業務委託書の違反
- 監理業務委託書の違反
これらの違反は、上記4つの書類が提示されていないことに起因します。
未提示により、建築士の義務不履行や法令違反が発生し、トラブルを引き起こします。
建築士事務所とのトラブル解決には、原因を立証し、対処することが必要です。