相談内容
- 建築士が承諾も無く勝手に設計図を変更しました。
- 変更した設計図で建築確認申請を提出していました。
- 建築士が勝手に変更した内容は建物配置・建物の高さ・窓の大きさでした。
- 建築士から事後報告で変更したことを告知されました。
- 変更内容でなければ建築ができないので承諾するよう強要してきました。
- 変更内容を承諾することができません。
- どのように対処したら良いか教えて下さい。
ご相談へのIJSの回答
- 許認可調査不足が原因で不許可内容の設計図になっていたと考えられます。
- 建物配置の変更は北側斜線制限の違反になっていることが考えられます。
- 建物の高さの変更は道路斜線制限の違反になっていることが考えられます。
- 窓の大きさの変更は採光規定の違反になっていることが考えられます。
- 建築士の不注意による変更です。
- 変更を承諾する必要はありません。
- 建築確認を取り下げて許認可に合致できる設計図面になるよう全面的に見直しをするべきです。
- 設計図面の見直しの費用は建築士に負担させるべきです。
- 設計図面の見直しで損害を被ることになる場合には建築士に損害の賠償を求めるべきです。
IJSの解決策
- 設計図を承諾なく勝手に変更した原因を検証しました。
- 設計図を承諾なく勝手に変更した原因が前述の考察通り(予想通り)であることを確認しました。
- 情報開示手続きにより建築士が申請した建築確認の内容を確認しました。
- 設計図の変更が建築士の責任によることを確認しました。
- 設計図の変更に応じないことにより被る損害を検証しました。
- 設計図の変更にともない被る損害を建築士に賠償請求できるか否かを検証しました。
IJSの成果
- 設計図の変更が建築士の許認可調査不足が原因であることを確認しました。
- 設計図を承諾なく勝手に変更したことが建築関連法規違反に該当することを理由として建築士に善処を求めました。
- 建築士に求めた善処は建築確認の取り下げ・設計図面の全面見直し・被った損害の賠償です。
- 善処に応じない場合には法的手続きで解決する意向を建築士に伝え、全面的に善処に応じさせることができました。
*IJSは建築士が承諾なく勝手に設計図面を変更した原因の調査から支援します。
*IJSは建築士が承諾なく勝手に設計図面を変更したことによる損害の賠償請求を支援します。