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工事請負契約後に「工務店が工事着手しない」のトラブルについての相談

相談内容

  • 工務店と工事請負契約を締結しました。
  • 工事請負契約をした後、契約にしたがい契約金を支払いました。
  • 工事請負契約をした後、契約金を支払いましたが工務店は工事着手しません。
  • 工務店に工事着手しない理由を聞いても納得の行く説明がありません。
  • 工務店は工事着手を予定していると言うだけです。
  • 工事着手時期から既に3か月が過ぎています。
  • 工事着手時期から既に3か月が過ぎていますが工事は全く行われていません。
  • 工事請負契約で約された完成引渡し時期も曖昧にされています。
  • 工務店に再三に渡り工事着手を申入れても取り合ってもらえません。
  • 工事請負契約後に工事着手しない工務店への対処方法を教えて下さい。

ご相談へのIJSの回答

  • 工務店が工事請負契約後に工事着手しないトラブルはよくあります。
  • 工務店が工事請負契約後に工事着手しないことには原因があります。
  1. 多忙により外注業者の発注(手配)ができない場合
  2. 経営状況(資金繰り)の悪化が原因で工事着手できない場合
  • ①の場合、工事着手時期の再確認が必要です。
  • 書面での再確認が必要です。
  • ②の場合、契約解除を念頭に対処することが必要です。
  • 工務店の倒産を念頭に対処することも必要です。
  • 工務店が工事請負契約後に工事着手しないことは普通のことではありません。
  • 工務店にかなり深刻な事情があることがほとんどです。
  • 注意が必要です。

 

IJSの解決策

  • 工務店が工事着手しない原因を調査確認しました。
  • 工事請負契約約款の「工期の変更」の約定による手続きを行わない場合、工事未着工が工事請負契約の債務不履行に当たることを確認しました。
  • 工務店に対して工事請負契約約款の約定にもとづいた対応を求めることを確認しました。

 

IJSの成果

  • IJSの状況調査にもとづいて弁護士に対応してもらいました。
  • 弁護士から工務店に通知文書を出してもらいました。
  1. 工事着手しないことが工事請負契約約款の債務不履行に当たることを通知してもらいました。
  2. 工事着手をしない場合、債務不履行を理由として契約解除を求める旨を通知してもらいました。
  3. 契約解除の場合、既払い金から成果物費用を控除した金額の返還を求める旨を通知してもらいました。
  4. 既払い金の返還に応じない場合には即刻法的手続きを執る旨を通知してもらいました。
  • 工務店と契約解除して既払い金の返還を求めることで解決ができました。

 

*IJSは工務店の工事未着手の状況調査を支援します。

*IJSは工務店との工事請負契約の解除の準備を支援します。

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