建築士が『設計図面作成』を進めてくれない時の対処についての相談

相談内容

• 建築士に住宅建築の設計業務を依頼しました。
• 設計契約の契約金200万円を支払って設計業務を依頼しました。
• 建築士に基本設計図面と実施設計図面の作成を依頼しました。
• 建築士は確認申請後に未作成の基本設計図面を作成してくれません。
• 建築士は確認申請後に実施設計図面の作成もしてくれません。
• 建築士はイロイロ理由を付けて設計図面作成を進めてくれません。
• 建築士が設計図面作成を進めてくれない時の対処を教えて下さい。

IJSの対応

• 建築士が設計図面作成を進めない理由をお教えしました。

1. 建築士は設計ミスに気が付くと設計図面作成をしなくなります。
2. 建築士は申請ミスに気が付くと設計図面作成をしなくなります。
3. 建築士は許認可ミスに気が付くと設計図面作成をしなくなります。
4. 建築士は建築予算オーバーミス発覚の時も設計図面作成をしなくなります。
5. 建築士は経営上の資金難の時も設計図面作成をしなくなります。

• 契約金を得る為に他の案件の設計契約業務を優先します。
• 上記が設計図面作成を進めない理由です。
• 上記の建築士（建築士事務所）は倒産する危険性があることもお教えしました。

IJSの解決策

• 建築士に設計図面作成の履行について問うべき内容を確認しました。

1. 基本設計図面と実施設計図面の提示時期の確認
2. 設計図面作成を進めないことが債務不履行に該当するかの確認
3. 現状の状況が契約解除の要件に該当するかの確認
4. 現状の成果物（設計図面等）の評価の確認
5. 建築士と設計契約を継続することの妥当性についての確認

IJSの成果

• 建築士に基本設計図面と実施設計図面の提示時期を文書で誓約しなければ解約する旨を通知しました。
• 建築士に解約する時には成果物精算による契約金の返還を求める旨を通知しました。
• 建築士が上記通知に回答しなかったため、設計契約の債務不履行を理由とする設計契約の解約手続きを弁護士に依頼しました。
• IJS作成の成果物評価にもとづき、弁護士に既払い金の返還請求を進めてもらいました。

＊IJSは建築士の設計図面作成義務不履行の原因確認を支援します。

＊IJSは成果物（設計図面等）の評価を支援します。