基礎工事が不良工事となっていることが明らかであれば工事のやり直しを要求することができます。
基礎工事の不良は基礎工事が設計図面通りになっているか否かで判断します。
設計図面通りになっていない基礎工事の主な不良は①~④となります。
- 基礎配置が配置図通りになっていない。
- 基礎の掘削深さが設計図面通りに確保されていない。
- 基礎の高さが設計図面通りに確保されていない。
- 接続部を溶接していない・コンクリートがかぶり厚不足になっているなど基礎配筋が設計図通りの配筋仕様になっていない。
①~④が基礎工事のやり直しの基準となります。
基礎工事の主な施工不良は①~④となります。
- ジャンカの発生。
- 構造クラックの発生。
- コールドジョイントの発生。
- ベースと基礎立ち上がり部の防水不良による基礎内への漏水の発生。
※①~④は補修が難しいので要注意です。