- 名義貸しとは建築士が代理業務・設計業務・工事監理業務を委託者(建築主)に説明せず勝手に行うことです。
- 建築に際して設計図書の説明を建築士から受けていない場合、名義貸しに当たることが多々あります。
- 建築士と面識がない場合、名義貸しに当たることがよくあります。
- 要注意です。
- 名義貸しでは以下が問題になります。
- 建築士が代理業務(申請業務)を勝手に行うため、委託者(建築主)は申請内容がわかりません。
- 建築士が設計業務を勝手に行うため、委託者(建築主)は設計内容が分かりません。
- 建築士は名前を貸しているだけで監理業務を行わないため、委託者(建築主)は設計図面通りに施工されているかが分かりません。
- 名義貸しでは①建築士が説明をせず、②委託者(建築主)の承諾を得ず、③建築士が工事監理を行わず、施工者が勝手に建築を進めることになります。
- その結果、建築士による建築物の安全の確保ができなくなります。
- 名義貸しは法令により禁じられています。