- 工事監理者には図面通りの施工かを確認する義務があります。
- 工事監理者には法令により設計図面取りの施行かを確認する義務が課されています。
- 工事監理者は工事監理を履行しなければなりません。
- 工事監理者は工事監理報告を履行しなければなりません。
- 工事監理の無い工事を行うことはできません。
- 工事監理の無い工事は法令により禁じられています。
- 工事監理者が工事監理を行わない場合には法令違反に当たります。
- 工事監理者が工事監理報告を行わない場合も法令違反に当たります。
- 設計図面通りの施行になっていないトラブルは工事監理が行われていない場合がほとんどです。
- 工事監理者には図面通りの施工を確認する義務がありますか?
- 建築士には設計内容を説明する義務がありますか?
- 工務店が施工ミスを認めません。対処方法を教えて下さい。
- 建築士が設計ミスを認めません。対処方法を教えて下さい。
- 基礎が図面通りに施工されていないトラブルの対処方法を教えて下さい。
- 工務店が着工前に地盤調査をしてくれません。問題ないでしょうか?
- 建築条件付土地購入での住宅建築工事はトラブルが多いというのは本当ですか?
- リフォーム工事は『建築確認申請』が必要無いというのは本当ですか?
- 工事管理者と工事監理者の違いを教えて下さい。
- 工務店から提示された図面は3枚で、見積書は1枚だけです。大丈夫でしょうか?
工事監理者には図面通りの施工を確認する義務がありますか?
工事監理者には図面通りの施工を確認する義務がありますか?
建築士には設計内容を説明する義務がありますか?
建築士には設計内容を説明する義務がありますか?
- 建築士には設計内容を説明する義務があります。
- 建築士には法令により設計図書の設計内容を説明する義務が課されています。
- まず、建築士には基本設計図面を説明して了承を得る義務が課されています。
- 次に、建築士には実施設計図面を説明して了承を得る義務が課されています。
- 建築士は委託者の建設意図と要求条件を満たした設計をしなければなりません。
- そのため設計図書の説明と了承の義務が課されています。
- 建築士が設計内容を説明していない場合には建築士の義務不履行となります。
- 建築士が設計内容の了承を得ていない場合には建築士の義務不履行となります。
- 建築士とのトラブルは設計図書の説明と了承の義務不履行が原因となっていることがほとんどです。
工務店が施工ミスを認めません。対処方法を教えて下さい。
工務店が施工ミスを認めません。対処方法を教えて下さい。
- 工務店の施工ミスでトラブルになることがよくあります。
- 瑕疵・欠陥の施工ミスがよくあります。
- 設計図通りになっていない施工ミスがよくあります。
- 工務店が施工ミスを認めない場合には検証が必要です。
- 第三者に工務店の瑕疵・欠陥の施工を検証してもらうことが必要です。
- 第三者に工務店の設計図面通りになっていない施工を検証してもらうことが必要です。
- 工務店の施工ミスは工事監理が不十分であることが原因であることがほとんどです。
- この点を明らかにして対処することが必要です。
建築士が設計ミスを認めません。対処方法を教えて下さい。
建築士が設計ミスを認めません。対処方法を教えて下さい。
- 住宅の完成引渡後に設計ミスに気が付くことがよくあります。
- 適切な仕様になっていない設計ミスに気が付くことがよくあります。
- 適切な寸法になっていない設計ミスに気が付くことがよくあります。
- 適切な構造になっていない設計ミスに気が付くことがよくあります。
- 建築士が設計ミスを認めない場合には設計ミスの検証が必要です。
- 第三者に建築士の設計ミスの検証してもらうことが必要です。
- 第三者に建築士の設計手続き義務の履行状況の検証してもらうことが必要です。
- 建築士の設計ミスは設計手続き義務の不履行が原因であることがほとんどです。
- この点を明らかにすることからの対処が必要です。
基礎が図面通りに施工されていないトラブルの対処方法を教えて下さい。
基礎が図面通りに施工されていないトラブルの対処方法を教えて下さい。
- 基礎が図面通りに施工されていないトラブルはよくあります。
- 基礎が図面通りに施工されていないトラブル事例は以下の通りです。
- 基礎の配置が図面通りになっていないトラブル
- 基礎の高さが図面通りになっていないトラブル
- 基礎の掘削深さが図面通りになっていないトラブル
- 基礎の布巾(基礎の巾)が図面通りになっていないトラブル
- 基礎のコンクリート被り厚が図面通りになっていないトラブル
- 基礎のコンクリートの養生不足が原因での強度不足のトラブル
- 基礎のコンクリートにジャンカが生じているトラブル
- 基礎のコンクリートにコールドジョイントが生じているトラブル
- 基礎が図面通りに施工されていない責任を負う者は工事監理者になります。
- 基礎が図面通りの品質に施工されていることの責任を負う者も工事監理者になります。
- 基礎が図面通りに施工されていない場合、是正は工事監理者に求めることになります。
工務店が着工前に地盤調査をしてくれません。問題ないでしょうか?
工務店が着工前に地盤調査をしてくれません。問題ないでしょうか?
- 問題があります。
- 地盤調査をしないと地盤の地耐力(許容応力度)に適した基礎設計になっているかが分かりません。
- 地盤の地耐力(許容応力度)に適した基礎設計にもとづいて基礎工事を行わないと不動沈下を起こす可能性があります。
- さらに地盤調査を行わなければ地盤保証を得ることもできなくなります。
- 注意して下さい。
- 尚、地盤調査は設計者にその義務が課されています。
- 工務店ではなく設計者に地盤調査を行うように申入れをして下さい。
建築条件付土地購入での住宅建築工事はトラブルが多いというのは本当ですか?
建築条件付土地購入での住宅建築工事はトラブルが多いというのは本当ですか?
- 本当です。
- 建築条件付土地購入での住宅建築ではトラブルが多く発生しています。
- 土地購入者は建築を義務付けられていますので、土地購入と同時に建築業者が定められることになります。
- 土地購入者には建築業者を選択する自由はありません。
- 建築業者は競争等がありませんので、建築業者の都合で建築の契約を求めてくることが多々あります。
- 建築業者の都合で建築の契約を求められるのため、当然トラブルは多くなります。
リフォーム工事は『建築確認申請』が必要無いというのは本当ですか?
リフォーム工事は『建築確認申請』が必要無いというのは本当ですか?
- リフォーム工事の内容によります。
- リフォーム工事だから建築確認申請が必要無いということはありません。
- 例えば、模様替えのリフォーム工事では建築確認申請は必要ありません。
- 模様替えのリフォーム工事とは構造部にかかわらない壁クロスや床の張替工事・住宅設備機器の取替え工事・外壁塗装工事などのことです。
- 一方、大規模改修工事のリフォーム工事では建築確認申請は必要になります。
- 大規模改修工事のリフォーム工事とは柱・梁・土台などの構造部にかかわる改修工事のことです。
- リフォーム工事では建築確認申請が必要であるにもかかわらず建築確認申請を行わなかったことが原因でトラブルになっていることがよくあります。
工事管理者と工事監理者の違いを教えて下さい。
工事管理者と工事監理者の違いを教えて下さい。
- 工事管理者とは現場の管理と段取りを行う者のことです。
- 一般的な呼称として現場監督ともいわれます。
- 建築関連法規によりその職務義務が定められてはいません。
- 工事管理者は建築士の有資格者である必要はありません。
- 工事監理者とは工事が設計図書通りに施工されていることを確認して建築主にその報告義務を負っている者のことです。
- 建築関連法規によりその職務義務が定められています。
- 工事監理者は建築士の有資格者でなければなりません。
工務店から提示された図面は3枚で、見積書は1枚だけです。大丈夫でしょうか?
工務店から提示された図面は3枚で、見積書は1枚だけです。大丈夫でしょうか?
- 大丈夫ではありません。
- 以下の図面と見積書がなければ工事の内容・費用明細がわかりません。
- 工事請負契約前に提示される図面を基本設計図面(プラン図面)といいます。
- 基本設計図面(プラン図面)は①配置図・②平面図・③立面図・④パース図・⑤仕様書の5枚が一般的です。
- 工事請負契約時に提示される図面を実施設計図面(施工図面)といいます。
- 実施設計図面(施工図面)は①仕上表・②案内図・③配置図・④求積図・⑤平面図・⑥立面図・⑦矩計図・⑧基礎伏図・⑨各伏図・⑩軸組図・⑪電気設備図・⑫給排水設備図・⑬その他建築確認申請図の13枚が一般的です。
- 工事請負契約前に提示される見積書を見積概算書といいます。
- 見積概算書は一式見積の簡易な1枚程度の見積書であることが一般的です。
- 工事請負契約時に提示される見積書を見積明細書といいます。
- 見積明細書は各工事種別明細で20枚以上の見積書になることが一般的です。
- 工事請負契約で提示されなければならない図面は基本設計図面と実施設計図面になります。
- この図面がなければ工事の内容がわかりません。
- 工事請負契約で提示されなければならない見積書は見積概算書と見積明細書になります。
- この見積書が無ければ工事の費用明細がわかりません。