- 建築士と設計監理業務委託契約を締結しました。
- 建築士に建築予算を提示して設計監理業務委託契約を締結しました。
- 建築士に「設計費、工事費用の予算合計5000万円以内」でお願いしました。
- 建築士から基本設計の設計図の提示を受けました。
- 建築士から基本設計による工事費用の概算見積額は提示されませんでした。
- 建築士に基本設計による工事費費用を確認しましたが大丈夫とのことでした。
- 心配なので、建築士に基本設計による概算見積額の提示を強く求めました。
- 建築士から提示された概算見積額は7000万円でした。
- 予算オーバーで基本設計に合意できない事からトラブルになりました。
- 建築士から納得の行く説明・納得の行く対応が無かったので契約解除を求めました。
- 建築士は基本設計の合意が無いにもかかわらず勝手に建築確認申請・構造計算・実施設計の手続きを進めていました。
- 契約解除の要求に際して建築確認申請・構造計算・実施設計の請求も受けることになりました。
- 建築士から契約解除の違約として500万円の請求を受けました。
- 建築士からの請求が余りに高額で困ってしまいIJSに相談しました。
- IJSに設計監理業務委託契約の内容と状況を確認してもらいました。
- 設計監理業務委託契約の約款の内容を確認してもらいました。
- 建築士の当該契約における成果物の内容と状況を確認してもらいました。
- IJSの確認により以下のことが分かりました。
- 基本設計の合意が次の業務への移行の条件であることが分かりました。
- 基本設計の合意は書面合意が条件であることが分かりました。
- 基本設計の合意「無」との判断が妥当であることが分かりました。
- 基本設計までの業務範囲での契約解除が妥当であることが分かりました。
- IJSに基本設計までの業務範囲の成果物の評価をしてもらいました。
- IJSの設計監理業務委託契約の確認と成果物の評価をもとに、弁護士に契約解除の手続きを依頼しました。
- 弁護士に契約解除の手続きを依頼したことで建築士への支払金額は50万円で済みました。
- 50万円の支払で契約解除をすることができました。
埼玉県:THさま